樹脂の製品を主体として参りましたが、これからは、樹脂プラスそれを構成される装置として、販売して取り組んでいきたいと思います。
樹脂加工を主体として行ってきましたが、設計、製造、樹脂加工、組み立て、電装といったもので、お客様のニーズにそった形で一貫して最初から最後まで装置を作るといった製造内容になっております。
これによりサービスが行き届いた製品を提供することが出来るようになって参りました。
設計について
元々流体を制御するという分野を得意としておりました。
なぜ樹脂かといいますと、その中に液体を入れて漏れないですとか、流れを制御するといったものに使われていました。
部品ひとつひとつの特性を生かして、液体の制御を長い歴史の中で培ってきました。そのノウハウを技術陣は遺憾なく発揮できています。
切削工程について
樹脂といっても、非常に堅いものから、やわらかいもの、粘りのあるもの無いものなど、様々な種類があります。
そのひとつひとつを克服することによって、適切な切削条件を導きだし、取り組んでおります。どのような樹脂でも削る事が可能です。
パイピング工程について
塩ビの接着配管から、熱を使った溶着配管こういったものも、樹脂の特性に合わせて様々な方法を使うことができます。
配管ということで、接着配管から全て取り扱うことが可能です。材質はPVC、PVDF、PP等様々なものを取り扱っております。
特に注目すべきは、パイプですので漏液が事故に繋がります。
これを防ぐために全品検査を実施しております。
溶接工程について
材質はPVC、PP、PVDFというものがあり、ゆがみや熱による変形、こういったものが独自の長年培ってきたノウハウになります。大きな構造物から小さな部品から全て取り扱っております。
組み立て工程について
一貫生産ということで、リードタイムの短縮、コストの削減に取り組んでおります。
一番重要なのが組み立てになります。加工で作ったものに部品を設置し、チューブでつないでさらには電装で制御するという工程を工場内で一貫して取り行っております。
滋賀工場について
お客様からの追加工作や改造したいなどのご要望に応えるために、岐阜県と滋賀県は近いのですが、岐阜に運ぶより30分圏内の滋賀でおさめると方が早く対応できるということで、タイムリーなサービスを提供しています。
海外拠点について
大和工業は中国、韓国、アメリカに拠点があります。
中国工場は、生産工場として2003年から稼働しています。
蘇州市という所にございます。運河が非常に発達しており、日本と中国の間で週1便のやりとりをしています。
優秀な人材が多く、ひとつの生産工場として非常に頼りにしています。
アメリカの現地法人のメイン業務は、日本から送られた装置の起ち上げですとか、調整業務が主になります。
工場がアメリカ本土に様々あり、西海岸から東海岸の現地のワーカーを採用して業務を行っております、メリットとしては日本のキャパシティをアメリカに持っていく必要がないことで、間にかかるコストを削減することができます。
韓国の現地法人のメイン業務は、プリント基板の洗浄機の設計から製造、現地据え付けまでを行っております。
最近はお客様のニーズにお応えし、東南アジア、ベトナムにも現地法人を作り、進出をして今後さらなる発展をしていくことになります。
主力商品について
最近力を入れているものは、樹脂は樹脂でもPTFE、フッ素系樹脂の切削、溶接を新たな商材として販売していこうと努力しています。非常に耐薬品性が強く、クリーンな製品のため、半導体はもちろんのこと医療のニーズを期待して現在取り組んでおります。
素材の共同開発やOEM製品について
社員全員に対して、お客様にいい物を提案できる雰囲気活動を行っております。
その中で例として厚い板を切削してゴミを作るような製品がありましたので、共同で打ち合わせを行い、切削の必要のない成型品で作り、それに溶接で素材を取り付けるという大幅なコスト削減を提案して採用していただいております。
志望者の方へのメッセージ
大和工業としての強みは、設計から現地据え付けまで、ひとつの製品としてお客様に提供できることです。これによってお客様の手間でしたり、リードタイムの短縮、コストの削減を可能にしています。
また、一貫生産で培ったノウハウでの提案力が強みです。本当に必要な装置の性能であったり、部品レベルでの改善、コスト削減の提案などお客様にとってのメリットを十分に提案できる会社であると考えています。
大和工業株式会社 採用情報
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